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  1. 八戸市議会 2011-09-27
    平成23年 9月 定例会−09月27日-05号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成23年 9月 定例会−09月27日-05号平成23年 9月 定例会         平成23年9月八戸市議会定例会会議録(第5号)         ────────────────────── 議事日程第5号  平成23年9月27日(火曜日)午前10時開議 第1 議案第124号 八戸市公会堂・公民館音響設備改修工事請負契約の締結について 第2 認定第1号 平成22年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定について    認定第2号 平成22年度八戸市公営企業会計決算の認定について    議案第122号 八戸市立市民病院事業欠損金資本剰余金による処理について    議案第123号 八戸市自動車運送事業欠損金資本剰余金による処理について 第3 議案第106号 平成23年度八戸市一般会計補正予算    議案第107号 平成23年度八戸市自動車運送事業会計補正予算    議案第108号 平成23年度八戸市立市民病院事業会計補正予算    議案第109号 平成23年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算    議案第110号 平成23年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計補正予算    議案第111号 平成23年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算    議案第112号 平成23年度八戸市学校給食特別会計補正予算    議案第113号 平成23年度八戸市都市計画下水道事業特別会計補正予算    議案第114号 平成23年度八戸市農業集落排水事業特別会計補正予算
       議案第118号 八戸市市税条例等の一部を改正する条例の制定について    議案第119号 八戸市災害弔意金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第120号 八戸市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第121号 新処分施設本体建設工事請負の一部変更契約の締結について 第4 請願1件 第5 閉会中の継続審査について 第6 議会案第12号 八戸市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について 第7 議員派遣について   ────────────────────  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ   ──────────────────── 出席議員(36名)        1番     高山元延 君        2番     伊藤一喜 君        3番     工藤悠平 君        4番     藤川優里 君        5番     高橋一馬 君        6番     西村吉晴 君        7番     夏坂 修 君        8番     田端文明 君        9番     秋山恭寛 君        10番     冷水 保 君        11番     三浦博司 君        12番     田中 満 君        13番     小屋敷孝 君        14番     森園秀一 君        15番     島脇一男 君        16番     壬生八十博君        17番     三浦隆宏 君        18番     大島一男 君        19番     坂本眞将 君        20番     松田 勝 君        21番     下田保夫 君        22番     古舘傳之助君        23番     石橋充志 君        24番     八嶋 隆 君        25番     豊田美好 君        26番     立花敬之 君        27番     吉田淳一 君        28番     松橋 知 君        29番     前澤時廣 君        30番     伊藤圓子 君        31番     田名部和義君        32番     五戸定博 君        33番     山口広道 君        34番     大館恒夫 君        35番     坂本美洋 君        36番     吉田博司 君   ──────────────────── 欠席議員(なし)   ──────────────────── 地方自治法第121条による出席者    市長          小林 眞 君    副市長         奈良岡修一君    副市長         田名部政一君    南郷区役所長      池本伸也 君    総合政策部長      大坪秀一 君    まちづくり文化観光部長 大岡長治 君    防災安全部長      白川文男 君    総務部長        早狩博規 君    財政部長        高島 司 君    商工労働部長      沼畑龍男 君    農林水産部長      工藤良弘 君    福祉部長        工藤 哲 君    市民健康部長      松浦伸一 君    環境部長        荒屋敷秀俊君    建設部長        岩藤寿通 君    都市整備部長      妻神敬悦 君    教育長         松山隆豊 君    教育部長        芝 俊光 君    交通部長        梅内昭統 君    市民病院事務局長    林 隆之介君    監査委員        大野善弘 君   ──────────────────── 出席事務局職員    事務局長        宮崎光弥    次長兼議事課長     佐藤 卓    副参事(議事グループリーダー)                秋山直仁    主査          和田 智    主査          細谷地幸夫    主事          毛利誠司   ────────────────────   午前10時01分 開議 ○議長(秋山恭寛 君)これより本日の会議を開きます。   ────────────────────
    △日程第1 議案1件上程 ○議長(秋山恭寛 君)日程第1議案第124号八戸市公会堂・公民館音響設備改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長  〔市長小林眞君登壇〕 ◎市長(小林眞 君)おはようございます。ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。  議案第124号は、八戸市公会堂・公民館音響設備改修工事請負契約を締結するためのものであります。  以上をもちまして議案の説明を終わります。  〔市長小林眞君降壇〕 ○議長(秋山恭寛 君)これより上程議案に対する質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第124号を総務常任委員会に付託いたします。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。   午前10時03分 休憩   ────────────────────   午前10時14分 再開 ○議長(秋山恭寛 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。   ──────────────────── △日程第2 認定2件及び議案2件一括上程 ○議長(秋山恭寛 君)日程第2認定第1号平成22年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定について及び認定第2号平成22年度八戸市公営企業会計決算の認定について並びに議案第122号八戸市立市民病院事業欠損金資本剰余金による処理について及び議案第123号八戸市自動車運送事業欠損金資本剰余金による処理についてを一括議題といたします。  決算特別委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。  壬生八十博委員長  〔16番壬生八十博君登壇〕 ◎16番(壬生八十博 君)決算特別委員会における審査の経過と結果について報告をいたします。  審査の内容については後日会議録として作成し、配付いたしますので、当委員会の報告は、その概要のみ申し上げます。御了承願います。  最初に、認定第1号について理事者から説明があり、その概要は、一般会計決算歳入歳出差引残額は40億9853万9912円で、繰越財源を差し引いた28億7527万1319円が実質収支額となった。  国民健康保険特別会計など15特別会計決算歳入歳出差引額の合計は19億3742万3893円で、繰越財源を差し引いた17億5795万6393円が実質収支額となった、以上の説明を受け、各款、各会計ごとに委員から質疑が行われました。  次に、認定第2号並びに関連議案第122号及び第123号について理事者から説明があり、その概要は、まず八戸市自動車運送事業会計決算及び関連議案第123号について、当年度の損益計算では、純利益4942万3559円が生じ、当年度の未処理欠損金は2億5560万9503円になった。  なお、未処理欠損金については、資本剰余金247万円を繰り入れ、繰越欠損金は2億5313万9503円とする。  次に、八戸市立市民病院事業会計決算及び関連議案第122号について、当年度の損益計算では、純利益6億933万1674円となり、当年度の未処理欠損金は126億2396万3340円となった。  また、未処理欠損金については、資本剰余金10億5760万2000円を繰り入れ、繰越欠損金は115億6636万1340円とする。  以上の説明を受け、会計ごとに委員から質疑が行われ、質疑終了後に総括意見を徴したのであります。  自由民主・市民クラブを代表して、島脇一男委員から、認定第1号、認定第2号及び関連議案に賛成する。  東日本大震災からの復旧復興に向けた積極的な取り組みに敬意を表するとともに、さらなる取り組みに期待し、三陸復興国立公園の実現を重要視されたい。  今後は、不祥事等の起きない環境づくりのための職員研修、地域担当職員制度のさらなる充実、常に災害に備えた災害ボランティア事業民生委員充足への取り組み、利用者に不便を来さずに旧法施設が新体系サービスへ移行すること、県立盲学校福祉避難所への指定、鶏ふん発電事業への取り組みごみ減量推進員に対する啓発、不法投棄防止看板の表示内容の工夫、飼料米のさらなる普及、シルバー人材センター補助金の増額、中心商店街空き店舗空き床解消補助制度のさらなる活用、山車制作場所の移転先の早期提示、国宝のPR、種差海岸のオオハンゴンソウの行政主体の継続的な駆除、大久喜の浜小屋・民俗漁具資料館の整備については十分検討していただくよう要望する。  自動車運送事業では、純利益を計上し、6年連続で累積欠損金の減少を見ている。今後とも利用者の利便性を図りながら一層の経営健全化に努められるとともに、バス停設置では地域住民の十分な理解を得られるよう、また、バス停への海抜標示について検討するよう要望する。  市民病院事業では、純利益を計上しているが、一層の経営健全化に努められるとともに、ドクターヘリの常時配備について県へ強く要望するよう求める。  民主クラブを代表して、石橋充志委員から、認定第1号、認定第2号及び関連議案について一部要望を付して賛成する。  一般会計実質収支において黒字決算となり、また財政健全化法の4つの財政指標もクリアされており、効率的、効果的な政策の取り組みが行われ、比較的健全な財政が維持されたものとおおむね評価できる。今後も各種事業のビジョンを明確にするなど実効性のある事業展開を求める。  自動車運送事業では、資金不足比率では改善が見られ、改革への姿勢は評価できる。10月から開始される上限運賃化実証実験に期待するが、今後も市民の足として安全安心な輸送サービスの提供を基本として、さらなる経営の安定化を図られるよう要望する。  市民病院事業では、健全経営に努められ、収支の改善がなされたことを高く評価する。今後も財政収支の均衡を保たれるとともに、地域の中核病院として市民の高い信頼のもと、医療の質の向上と患者サービスの充実を図られるよう期待する。  政新クラブを代表して、高橋一馬委員から、認定第1号、認定第2号及び関連議案に賛成する。  一般会計決算特別会計決算とも実質収支は黒字となっており、徹底的な行財政改革を推進し、市民のニーズに的確かつ効率的に努めてこられたその努力に心より敬意を表する。今後とも快適な市民生活のための社会資本の整備、少子高齢化に即応する諸施策をさらに推し進め、当市が誇れる恵まれた自然、文化、歴史遺産を生かした観光行政の充実等、当市の将来都市像である海と大地が響きあう北の中核都市の実現を目指し、英知を集め、取り組んでいかれるよう要望する。  自動車運送事業では、資金不足比率の目標を達成したことを高く評価する。今後も引き続き経営健全化を推し進めるとともに、路線バス上限運賃化実証実験の経過を注視しつつ、地域公共交通のあるべき姿を求め歩まれることを期待する。  市民病院事業では、2年連続の大幅黒字計上となり、未処理欠損金も減少したことを高く評価する。今後も経営健全化に努め、救命救急医療のさらなる充実と患者へのサービスの向上を図り、地域の中核病院としての役割とその質の向上に向け一層精進されることを切望する。  公明党を代表して、前澤時廣委員から、認定第1号、認定第2号及び関連議案に賛成する。  東日本大震災からの復興に向けて前進しており、他の被災地のモデルとなる災害時の取り組み、さらには選択と集中に徹した行政運営等、市長の手腕を高く評価する。今後とも限られた財源を効果的に市民生活福祉向上に向けていただくことを要望する。  大災害を想定した燃料の備蓄及び確保について、指定管理事業者を含めた全体の委託料のあり方について、共助の観点から見る町内会加入率の向上について、各種選挙における投票時間の短縮及び高齢者等に配慮した入場券への期日前投票申請書の印刷について、災害時における障がい者支援のあり方について、国民年金納付率の向上策について、子ども手当について、生活保護行政について、妊婦健診や子宮がん、乳がんの無料クーポン事業の継続と拡充について、津波浸水区域を知らせる表示板の道路への設置について等の要望、提言については検討、議論し、速やかに結論を導き出すよう要望する。  自動車運送事業では、経営努力をされ利益を出されたことに対し敬意を表する。今後も経営改善を推し進め、市民の信頼を得られるよう鋭意努めていただくことを要望する。  市民病院事業では、災害拠点病院としての重責を果たされたことに対し心から敬意を表する。今後も経営健全化に努めると同時に、当地域の基幹病院としての役割を果たすよう期待する。  日本共産党議員団を代表して、松田勝委員から、認定第1号に反対し、認定第2号及び関連議案に一部意見を付して賛成する。  小中学校の耐震化事業やヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン接種費用の補助、小中学生の医療費の一部無料化について取り組んだことは評価できる。しかし、福祉の民営化の推進、必ずしも正規雇用拡大につながらない企業誘致、地元企業への仕事起こし策が不十分であることなどを指摘する。職員の過度な削減は労働強化、市民サービスの低下にもつながる。ケースワーカーと消防職員の増員は急務である。今後は防災に強いまちづくり放課後児童クラブへの支援拡充、生活道路の補修、住宅用太陽光発電補助事業の拡大、住宅リフォーム助成制度の創設など住民の暮らしと福祉の充実、地元業者の仕事起こし策を強めていくよう求める。  国民健康保険については、小中学生に続き18歳まで資格証明書発行を取りやめたことなどは評価するが、資格証明書発行そのものをやめるように求める。  後期高齢者医療については、滞納者への短期被保険者証発行をやめるように、また介護保険の第5期事業計画策定に当たっては、保険料などでこれ以上の負担増を行わないよう求める。  自動車運送事業では、南部バスとの提携による効率的なダイヤ編成などが行われており、今後も高齢者への対応や交通不便地域の解消など市民の足を守る役割を果たすよう求める。  市民病院事業では、地域の中核病院として周辺自治体への医師派遣など地域医療の充実を図られるよう期待する。  伊藤圓子委員から、認定第1号、認定第2号及び関連議案に意見、要望を付して賛成する。  一般会計特別会計ともに黒字としたことを評価するとともに、今後も適正に財政運営されることを求める。博物館及び図書館は、施設の目的から指定管理の導入になじまない。有料広告掲載事業でのインセンティブ制度導入は効果が期待できる。町内会加入促進事業取り組みに期待する。今後は町内会の除雪機械整備に対する助成の推進、並行在来線の利便性及びサービス向上、新たな津波ハザードマップの検証、障がい者や高齢者にとって安心できる避難所の設置、施設事業者との協定等による福祉避難所の早期実現、公共施設LED化の推進、BDF事業の拡充、市民が誇れるごみ処理基本計画の策定、若年離職者対象セミナーの実施及び検証、無料職業紹介事業における求人職種の開拓及びマッチング、公園への遊具の計画的設置及び安全管理草花苗配布事業の拡充、八戸平原総合農地開発事業における畑作の有効性の実証、中学校及び高校への少年消防クラブの設置、子どもを中心に据えた学校適正配置の検討、不登校等への支援の拡充、学校給食放射能対策について要望する。  自動車運送事業では、純利益となった努力に対し敬意を表する。資金不足比率経営健全化基準を下回るよう、さらなる尽力を要望する。  市民病院事業では、純利益を生み、未処理欠損金を減少させた経営努力を評価するとともに、今後一層の経営健全化ドクターヘリ通年運航早期実現に向けた取り組み、さらに緩和ケア病棟の併設を検討課題にすることを要望する。  大島一男委員から、認定第1号、認定第2号及び関連議案に一部意見、要望を付して賛成する。  各財政指標に対する前向きな努力を高く評価する。八戸の再生に向けて職員の質の向上のための上位機関に対する派遣研修の強化を、有料広告掲載事業の推進が民間へプッシュ感を与えないように、また活用についての検討を、仮称・八戸市連合町内会設立支援事業については、町内会長との設立の趣旨の共有を、障害福祉サービス訓練等給付事業における一般就労率の向上を、緊急通報装置監視業務の一般への拡大を、合併処理浄化槽設置促進事業に攻めの意識を、ごみ減量化推進については、市民1人1日のごみ排出量1000グラム以下への取り組みの強化を、不法投棄については監視カメラの増強を、無料職業紹介事業については事業を検証し、利用者への周知を、遊休農地解消普及活動の強化を、中心商店街空き店舗空き床解消事業の検証と促進を、蕪島・葦毛崎遊歩道整備実現プレイピア白浜駅の再活用を、防災無線及び消防無線の整備と分団員との連携強化を、南郷名画座事業のさらなる推進を、以上の施策のさらなる強化を求める。  自動車運送事業では、黒字経営を達成したことを高く評価する。公営交通としての使命感を大切に事業進展に努力されるとともに、災害対応等についてのさらなる検証を求める。  市民病院事業では、常に崇高な理念で事業を運営していることを高く評価するとともに敬意を表する。より一層の経営健全化に努めつつ、市民とともに歩む人にやさしい市民病院の構築を求める。  以上のとおり、それぞれ意見の開陳があったのであります。  続いて、認定第1号を採決に付した結果、賛成多数をもって認定することに決しました。  認定第2号並びに議案第122号及び議案第123号については、全員異議なく認定、可決することに決しました。  以上で報告を終わります。  〔16番壬生八十博君降壇〕 ○議長(秋山恭寛 君)ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)討論なしと認めます。  これより認定第1号を採決いたします。  本決算の委員長報告は認定であります。  本決算を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(秋山恭寛 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本決算は委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第2号並びに議案第122号及び議案第123号を一括して採決いたします。  以上の決算及び議案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の決算及び議案は委員長報告のとおり認定及び可決することに決しました。   ──────────────────── △日程第3 議案14件 △日程第4 請願1件 ○議長(秋山恭寛 君)日程第3議案第106号平成23年度八戸市一般会計補正予算から議案第114号平成23年度八戸市農業集落排水事業特別会計補正予算まで、議案第118号八戸市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてから議案第121号新処分施設本体建設工事請負の一部変更契約の締結ついてまで及び本日上程されました議案第124号八戸市公会堂・公民館音響設備改修工事請負契約の締結について並びに日程第4請願1件を一括議題といたします。
     各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について、順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  壬生八十博委員長  〔16番壬生八十博君登壇〕 ◎16番(壬生八十博 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第106号平成23年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において、東日本大震災復興支援交付金及び寄附金等を基金に積み立てるものであります。徴税費においては、法人市民税等で還付の必要が生じたため税過誤納金還付金を増額するものであります。  第11款災害復旧費では、東日本大震災により倒壊、破損した蕪島のフェンスの撤去及び新設に係る工事費を計上するものであります。  一方、歳入予算の主なる内容は、国庫支出金県支出金及び市債を増額するものであります。  第4条地方債の補正では、地域総合整備資金貸付事業及び水産業整備事業を追加するほか、消防施設整備事業ほか6事業の起債の限度額を変更するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第112号平成23年度八戸市学校給食特別会計補正予算の内容は、東地区給食センター調理等業務委託料について債務負担行為の期間及び限度額を設定するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第118号は、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税に係る寄附金税額控除の規定の整備、退職所得申告書の不提出等に関する過料の上限額の引き上げ、市たばこ税等の不申告に関する過料の創設、その他所要の改正をするためのものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、本日付託になりました議案第124号は、八戸市公会堂・公民館音響設備改修工事請負契約を締結するためのものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔16番壬生八十博君降壇〕 ○議長(秋山恭寛 君)経済常任委員長の報告を求めます。  島脇一男委員長  〔15番島脇一男君登壇〕 ◎15番(島脇一男 君)経済常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第106号平成23年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、物流拠点施設建設事業を行う事業者に対する地域総合整備資金貸付金を計上するものであります。  第4款衛生費では、津波により損壊した旧食肉処理場の建物解体工事費を計上するものであります。  第5款労働費では、緊急雇用創出事業の震災対応分野の事業を追加実施するため委託料を増額するものであります。  第6款農林水産業費では、震災の被害を受けた漁業者に交付する漁船漁業復興事業補助金を計上するものであります。  第7款商工費では、高度化事業及び共同施設設置事業を行う事業者に交付する中小企業振興補助金を計上するものであります。  第11款災害復旧費では、第一種漁港の災害復旧工事費を計上するものであります。  第3条債務負担行為の補正では、中小企業災害復旧枠保証料補助金について債務負担行為の期間及び限度額を設定するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第107号平成23年度八戸市自動車運送事業会計補正予算の主なる内容は、収益的支出について、交通部営業所の統廃合に伴い旭ヶ丘営業所の構内修繕費を増額するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第110号平成23年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、災害復旧費において第一魚市場の災害復旧工事費を増額するものであります。一方、歳入では、災害復旧に係る市債及び県補助金をそれぞれ増額するものであります。  第2条地方債の補正では、魚市場災害復旧事業において限度額を変更するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔15番島脇一男君降壇〕 ○議長(秋山恭寛 君)民生常任委員長の報告を求めます。  豊田美好委員長  〔25番豊田美好君登壇〕 ◎25番(豊田美好 君)民生常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第106号平成23年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第3款民生費では、社会福祉費においては、障害者自立支援給付費等の、児童福祉費においては、子ども手当の支給実績額の確定に伴い、返還金をそれぞれ増額するものであります。  審査の過程において委員から、市民後見推進事業委託料の内容について質疑があり、理事者から、市民後見人養成のための研修等の事業を委託するものであるとの答弁があったのであります。  第4款衛生費では、老人保健医療における過年度分の診療報酬の返還等により交付金、負担金の返還金を増額するものであります。  第9款消防費では、東日本大震災に係る災害復旧工事及び消防車両の修理のため消防団事務委託料を増額するものであります。また、今年度から2カ年で実施する予定であった防災行政無線のデジタル方式への更新事業を単年度の災害復旧事業として行うこととしたため、工事請負費を減額するとともに、第11款災害復旧費の工事請負費を増額し、第2条継続費の補正では、防災行政無線更新事業を取り消すものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第108号平成23年度八戸市立市民病院事業会計補正予算の主なる内容は、収益的支出については、ベッドの更新や病理検査システム用端末の購入等により経費を増額するものであります。  資本的支出については、早急に更新を要する医療機器の購入に伴い、施設費を増額するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第109号平成23年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算の内容は、歳出では、特定健康診査等に係る国県の負担金及び出産育児一時金に係る国庫補助金の確定に伴い返還金を増額し、歳入では、前年度繰越金を増額するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第119号は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、災害弔慰金の支給対象となる遺族の範囲を拡大するためのものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔25番豊田美好君降壇〕 ○議長(秋山恭寛 君)建設常任委員長の報告を求めます。  石橋充志委員長  〔23番石橋充志君登壇〕 ◎23番(石橋充志 君)建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第106号平成23年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第4款衛生費では、清掃費において災害廃棄物処理に伴う委託料を計上するものであります。  審査の過程において委員から、清掃船の解体に伴う代替船の建造について質疑があり、理事者から、新たな清掃船の建造については八戸港の管理者である青森県の動向を見守ってまいりたいとの答弁があったのであります。  第8款土木費では、道路橋りょう費において除雪業務等に係る委託料を計上するものであります。  本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第111号平成23年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算の内容は、歳出では、売市土地区画整理事業費において家屋調査業務等委託料を、一方歳入では、前年度繰越金をそれぞれ増額するものであります。  議案第113号平成23年度八戸市都市計画下水道事業特別会計補正予算の内容は、歳出では、災害復旧費において下水道施設等災害復旧工事費を、一方、歳入では、国庫負担金をそれぞれ増額するものであります。  第2条地方債の補正では、起債の限度額を変更するものであります。  議案第114号平成23年度八戸市農業集落排水事業特別会計補正予算の内容は、歳出では、建設費において、管路施設等工事費を、一方歳入では、前年度繰入金をそれぞれ増額するものであります。  第2条地方債の補正では、起債の限度額を変更するものであります。  審査の過程において委員から、農業集落排水への接続率について質疑があり、理事者から、平成22年度末で69.4%であるとの答弁があったのであります。  以上の各特別会計補正予算は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第120号は、八戸圏域水道企業団給水条例の一部改正に伴い、水道料金を算定根拠とする市営住宅の汚水処理費に給水管の口径別料金制度を導入するとともに、水道料金の徴収方法にかかわらず2カ月分の汚水処理費を一括して徴収することを定めるためのものであります。  議案第121号は、さきに請負契約を締結した新処分施設本体建設工事について、設計変更により契約額を変更するためのものであります。  審査の過程において委員から、新処分施設建設地周辺の地質調査等の実施について要望があったのであります。  以上2件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、平成23年請願第1号八戸駅西土地区画整理事業の早期完成に向けた一層の促進を求める請願については、吉田淳一委員から、八戸駅周辺地区は北奥羽地域の玄関口としてふさわしいまちづくりの早期整備が多くの方々から望まれていることから採択とされたいとの意見があり、本請願は全会一致で採択と決しました。  なお、本請願は、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求することに決定しました。  以上で報告を終わります。  〔23番石橋充志君降壇〕 ○議長(秋山恭寛 君)以上をもって各常任委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許します。  田端文明議員の発言を許します。  田端文明議員 ◆8番(田端文明 君)私は、日本共産党議員団を代表して、議案第112号平成23年度八戸市学校給食特別会計補正予算についての反対討論を行います。  この議案は、当市において平成24年4月から東地区給食センターの調理等業務に民間委託を導入する内容であり、今議会に委託料について債務負担行為設定を求めるものであります。我が議員団はこの議案について反対であります。  確かに学校給食の民間委託は全国的に約25%に広がってきています。しかし、全国各地の労働局は、これまでに幾つもの自治体に対して、学校給食調理業務の民間委託は偽装請負に当たるとして是正勧告を行っております。  さらに、この問題は教育の根幹にかかわる問題を含んでいます。調理業務に民間委託を導入すると、栄養士が調理員に直接指示することも、教育委員会が教育の一環として指導することもできなくなります。  教員、栄養士、調理員らが一緒に議論して献立をよくするという機会も失われることになります。調理員の役割が教育の部門から外され、単なる作業員になるという教育の根幹を揺るがすことになりかねません。  教育委員会は、栄養士が受託者に指示をし、受託者を通じて的確に調理業務従事者に伝わるように打ち合わせをすればよいと説明しますが、これは現場の実情を全く無視したものであります。  栄養士は単に献立表をつくればよいというのではありません。当日の天候から、野菜の切り方や細かな味つけ、適切な調理開始時刻、加熱時間について調理員に指示をします。  子どもの学校給食は何よりも安全でなくてはなりません。そのため、野菜の洗浄や肉の加熱時間など、栄養士の指示のもとで厳格に守られなければならないものです。  調理業務の民間委託は、自治体の職員である栄養士や所長から現場の調理員に対する直接の指揮命令を不可能にし、教育委員会、行政が安全でおいしい給食の提供について責任を持てない状況をつくってしまいます。つまり、食育基本法や学校給食法が求めている理念を実現できないことになります。  以上を述べて、議案第112号平成23年度八戸市学校給食特別会計補正予算に対する反対討論を終わります。 ○議長(秋山恭寛 君)以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)これにて討論を終わります。
     これより議題のうち、議案第112号を採決いたします。  本案の委員長報告は、可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(秋山恭寛 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第106号から議案第111号まで、議案第113号、議案第114号及び議案第118号から議案第121号まで並びに議案第124号の議案13件を一括して採決いたします。  以上の議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、平成23年請願第1号を採決いたします。  本請願は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、本請願は委員長報告のとおり決定いたしました。  なお、ただいま採択されました平成23年請願第1号は、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。   ──────────────────── △日程第5 閉会中の継続審査について ○議長(秋山恭寛 君)日程第5閉会中の継続審査についてを議題といたします。  各常任委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ──────────────────── △日程第6 議会案第12号の件 ○議長(秋山恭寛 君)日程第6議会案第12号八戸市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  34番大館恒夫議員  〔34番大館恒夫君登壇〕 ◎34番(大館恒夫 君)議会案第12号八戸市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提出者を代表して提案理由の説明をいたします。  急速な人口減少、長引く景気の低迷の中にあって、当市においては財源の確保に工夫を凝らすとともに、事務事業の見直し、職員数の削減など行財政改革を積極的に推進し、良質な市民サービスの維持に努めていることは御承知のことと存じます。  こうした中、市議会の役割について市民の注目が集まっており、議会の活動状況、議員の数について関心が高まっていると感じております。  申すまでもなく、議会は民意の反映という重大な責務を負っているものでありますが、行政のチェック機関としてさまざまな市政の課題を的確に審議し、さらには執行機関とともに市政の両輪としての役割を担っていくためには、その議員数については、単に多ければよいというものではなく、適切な議員数による合議体としてその任を務め、最大の効果を上げる必要があります。  こうした中、本年6月、議長の諮問機関として設置されました議会改革検討委員会におきましても、議員定数について検討すべきとの意見が出され、議題として協議してまいりました。  検討委員会では、各会派内において議論した結果を会派の意見としてそれぞれ述べ合いましたところ、最終的に現在の議員定数から4人削減し、次の一般選挙から定数を32人とすべきとの意見が多数を占める結果になりました。  定数を32人とする理由としては、当市の人口、面積、行政形態等をかんがみれば、議案等を4つの常任委員会に付託して専門的に審査するという現在の常任委員会制を維持し、その委員数については各委員会とも8人とするのが望ましいというものであります。  議員定数の削減により議会の機能を低下させることのないよう、議員もこれまで以上にその職務を自覚し、職責を全うすることが求められますが、議会が市民の信頼を得て、二元代表制の一翼としてその能力を発揮するためには、適切な議員数とすべきであると考え、本案を提案するものであります。  以上で提案理由の説明を終わります。  〔34番大館恒夫君降壇〕   ────────────────────              (案文は資料欄に掲載) ○議長(秋山恭寛 君)お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  松田勝議員の発言を許します。  松田勝議員 ◆20番(松田勝 君)私は、日本共産党議員団を代表して、今議会に提案されている議会案第12号八戸市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について反対討論を行います。  大震災から半年が過ぎましたが、被災された皆さんの懸命の努力によって復興への取り組みが行われています。しかし、多くの被災者は生活となりわいの先行きに不安を抱えています。今後、復興に向けて政治がどのような打開策を示していくのか、議会と議員がどんな姿勢で臨もうとしているのか、そのあり方が鋭く問われています。  私たちは被災者の苦しみ、痛みに心を寄せて、市民の声が届く議会を目指し、議会改革を進めていかなければなりません。  今回提案されている議員定数の削減は、市民の声を議会に反映させる道を狭めることになります。議員数は、市民の中にある多様な意見や要望を議会に反映させていくためには、どれくらいの規模が妥当なのかなどの物差しで決めるべきであります。  今回の提案に当たって、つくられた議会改革検討委員会の議論もまだ始まったばかりであり、定数削減についての議論は、他の議会の動向や経費削減のためとは言われておりますが、深い論議にはほど遠い状況になっています。  もし経費削減と言うのであれば、議員報酬や政務調査費の削減、費用弁償や海外視察の廃止など議員みずからの身を削ることを真っ先に行うべきであります。そのほうが直ちに財政上の効力を発します。  議員定数削減について論ずる場合、経費削減だけの視点ではなく、議会のあり方論として正面から議論すべきと考えます。  議会のあり方全体について、どのような議会をつくっていくのか、市民に公開され、市民の声を十分に反映させる議会のあり方について、その方向性を議論するべきだと考えます。  議会改革について議会で検討していく過程で、市民の声を反映させることも必要でしょう。その中で定数についても議論すべきではないでしょうか。  今回の提案は、最も基本的な問題を議論せずに、定数削減だけを切り離して拙速に行うものであり、撤回を求めるものであります。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(秋山恭寛 君)伊藤圓子議員の発言を許します。  伊藤圓子議員 ◆30番(伊藤圓子 君)無所属の伊藤圓子として議会案第12号八戸市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について討論をいたします。  議会案第12号に対しやむなく賛成といたしますが、意見を付します。  新政権は、これまでの国が主導する地方主権から、地方自治体が主体的に実践する地域主権へと方針を転換しました。地方の行政も議会もますます力量が問われます。  特に二元代表制の一翼を担い、行政と対峙し得る議会への変革が強く求められているところであります。  議会改革の目指すところは、徹底した情報公開による、透明性が高い、市民に開かれた議会であります。そのためにも議会が議会たる役割として重要なのは、議員同士の自由討議による合意形成であり、そのプロセスであります。  当市議会では、改革の波に押される形で議長の諮問機関として議会改革検討委員会が設置されました。この会は、会派に属する議員のみで構成され、無所属議員にはオブザーバーとしての出席も認めず、会の議論、結論も報告なしのまま議長に答申するという極めて閉鎖的な組織であり、運営であると言わざるを得ません。  これでは多様な市民ニーズに耳を傾け、議論を尽くし、プロセス、結論に対しては議員が説明責任を果たすという、いわば議会の基本姿勢を放棄したも同然との感を否めません。  余りにも唐突な議員定数からの検討で、36名から4名減の32名とした結論。定数削減に異論はございません。しかし、議論の順序立てもされないままに、いきなり定数削減から始まり、しかも議会費や常任委員会等のあり方も含め、総合的な議論が尽くされておりません。  常任委員会の担当の仕方の工夫いかんでは、さらなる削減も可能となり得ます。少なくともこの議場に議席を有する無所属の議員の意見を徴することなく議論を尽くしたとするのでは、全く強引過ぎはしませんか。  議員定数の後は視察についてのようでありますが、議会改革検討委員会の委員長には、希望する無所属議員にはオブザーバー出席を認め、参考意見を徴すること、市民の意見を徴する機会を設けることを要望いたします。  また、議長には、議会改革に当たって、限りなく議員の総意で進めることを旨とし、リーダーシップを発揮していただくよう切望いたします。  以上の意見を付し、議会案第12号をやむなく賛成とし、討論を終わります。 ○議長(秋山恭寛 君)以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)これにて討論を終わります。  〔28番松橋知君退席〕 ○議長(秋山恭寛 君)これより議会案第12号を採決いたします。  本議会案は、原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(秋山恭寛 君)御着席願います。  起立多数であります。
     よって、本議会案は原案のとおり可決されました。  〔28番松橋知君着席〕   ──────────────────── △日程第7 議員派遣について ○議長(秋山恭寛 君)日程第7議員派遣についてを議題といたします。  お手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員派遣の申し出があります。  お諮りいたします。  議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、会議規則第164条の規定により、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議決されました議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に一任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(秋山恭寛 君)御異議なしと認めます。  よって、議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に一任することに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。   ────────────────────   市長あいさつ ○議長(秋山恭寛 君)この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長  〔市長小林眞君登壇〕 ◎市長(小林眞 君)平成23年9月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  先日の日本列島を縦断した台風15号は、各地で河川のはんらんを初め甚大な被害をもたらし、大きなつめ跡を残しました。  ここ八戸においても、人的被害はなかったものの、一部で床上浸水や新井田川の護岸崩落などの被害がありました。被災された方々には心からお見舞い申し上げますとともに、復旧については万全を期してまいる所存であります。  さて、議員の皆様には、去る9月6日から本日までの22日間にわたり、本議会に提案しました平成23年度八戸市一般会計補正予算など議案19件、認定2件について、終始熱心かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり議決を賜り、厚く御礼申し上げます。  議決いただきました各議案の執行に当たりましては万全を期してまいりますとともに、本議会において議員の皆様から寄せられました貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営において十分に配慮してまいりたいと存じます。  何とぞ今後とも御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たってのごあいさつといたします。  〔市長小林眞君降壇〕   ────────────────────   閉 会 ○議長(秋山恭寛 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。  これにて平成23年9月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午前11時14分 閉会...